ダイエープロビス株式会社

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2017/09/30

廃石膏ボードのリサイクル
リサイクル活動

当社では、リサイクル活動の一環として、廃石膏ボードのリサイクルに取り組んでおります。

廃石膏ボードとは

廃石膏ボード

石膏ボードの特徴

石膏ボードは、耐火性に優れ、火災延焼を抑える素材であること。遮音性に優れ、隣の部屋の音や声などを遮断しやすいこと。加工性に優れていて、カッターナイフで切断でき、ビスや釘などを下穴なしに打ち込めることなどの特徴があり、
建物の壁や天井に広く用いられます。
住宅の壁もこの石膏ボードの上に壁紙を貼り付けているのが一般的です。

石膏ボードの廃棄処分

この、石膏ボードは畳1枚程度のサイズで取り寄せ、そのまま面で取り付けるため、施工面の大きさによって、どうしても「端材」が発生してしまいます。

この石膏ボードの端材。実は建設現場ではその施工性の良さの反面、実は意外と厄介な代物です。

  1. 粗雑に扱うと砕けて細かい粉が発生して飛び散り、掃除がすごい大変
  2. 分別しておかないと粉末状になり廃棄物として後で分別しにくく取り扱いにくい。
  3. 水に濡れるとずぶずぶでドロドロになる。

そこで、建設現場では他に発生する廃棄物とは分別して廃棄物処理業者に引き取ってもらうのが一般的です。

ところが、現在の新潟県の廃棄物処理では、石膏ボードを分別していても産業廃棄物として埋め立てて処分してしまうところが一般的です。
(ご家庭で廃石膏ボードが発生した場合も、一般ごみでは処分出来ず、産業廃棄物扱いとなります)

そこで、当社はグループ企業にこの石膏ボードのリサイクル処理を専門に扱う「株式会社エコテックワールド岩手」を設立し、多くの廃石膏ボードのリサイクル処理をそちらに依頼することにしております。

株式会社エコテックワールド岩手とは。

株式会社エコテックワールド岩手

エコテックワールド岩手WebSiteイメージ

エコテックワールドでは、東北地方を中心に現場で分別されて回収した廃石膏ボードを

  1. 破砕
  2. 表面の紙や壁紙と石膏を分離
  3. 無水石膏化

の工程でリサイクルを行っています。

無水石膏化した石膏分は、土壌改良材やセメントの安定材料などに再利用されるため出荷されていきます。

表面の紙や壁紙のカスは洗浄され、畜舎の敷材として利用されたり、紙としてリサイクルされます。

というわけで、利用価値の全くなかった石膏ボードが利用価値のある資材としてリサイクルされていく工場を運営している会社です。

ダイエープロビスも廃石膏ボードをリサイクル

といったわけで、昨日は当社が施工監理をさせていただいている現場で発生、分別回収され、当社倉庫で濡れないように保管した廃石膏ボードを積載し、エコテックワールド岩手に運搬していただきました♬

中身

しっかりと環境のことを考えて、建設を行うこと。

地域の未来をつくる。

お客様の幸せと快適な環境をつくること。
地域密着型の建設業。

これからもしっかりと環境活動に取り組んでいきたいと思います。

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